~風の彼方~
美しいものが好き。自然と身体にいいことを模索・実践中です
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『武術的立場II 帰ってきた男たち』に行ってきました。

昨年3回に分けて、内田先生がナビゲーターをなさった講座の『1年後』ということで、朝日カルチャーセンターの講座に行ってきた。
講師は、韓氏意拳の守氏、びわこ成蹊スポーツ大講師兼野球部監督の高橋氏、元神戸製鋼ラグビー部員の平尾氏と内田先生で、前回は、お三方とそれぞれ一対一で内田先生が話を段取りなさっていたが、今回は一堂に集まっての対談である。この講座の後の忘年会が目的と内田先生がおっしゃったように、肩の力の抜けた感じの講座だったけれど、珠玉を交えたいろいろな話が聞けて面白かった。

・内田先生の合気道のお師匠さまが、御本を出される予定がありながら、お出しになれないでいるということ、その意味するところが「そのくらい体感の変化が早すぎて、確定的身体論が書けない」ということを伺って、驚きと納得の感情が半々で起こってきたこと
・先日の日本代表野球チームの戦いを見ながらの感想ー星野監督のマザーシップであるとか、打率などの数字で表されないところにその真髄があるといった話、優れた野手は球を先読みして、まさにその球の飛んでくる真ん前でキャッチするためファインプレーにならないなど、野球の緻密さについての話や相撲の股ワリと粒子の関係!
・4人の方に共通の、教えるという立場からの見解いろいろー子供にも理解できる報酬・目的では、学ぶということに対するモチベーションが上がらないということーそこに何かわからないけれど、楽しいことがありそうだという先行者の姿に感染することによって意欲をかき立てられ,自分が変わったことに対する自己承認を経て、前に進んでいくという理

内田先生も著書で述べられている事を含んだ内容ではあるけれど、生で、他の方の経験や共感をもって出力されると迫力があった。

自転車に乗れるようになる、という例が挙げられていたけれど、乗れるようになった人が乗れない人を教えることは何故か決して出来ないということ、だから、乗れたらこんなに楽しいよ~というのを見せればいいだけ♪ 技能を獲得すればこういうことが出来る、どのように有用であるという理屈は何の効力もないということ、というのは正にその通りだと思った。質的変換をもたらす葛藤を超えて作り出すということ、答えを先延ばし(未決定)状態にできる能力を持つということが、その対象に向う態度であるべきなのだろう。唯一正しいものなんてないのだから…。

あっという間の二時間で、もしかしたら第三弾があるかもしれないという話(?)だったので、次回を楽しみに待ちたい。
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