~風の彼方~
美しいものが好き。自然と身体にいいことを模索・実践中です
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「初心者のための上方伝統芸能ナイト」に行ってきました。
久しぶりに桂吉坊さんの落語が聞きたかったのもあるのですが、お座敷あそびに魅かれてというのもありました。私はそういうのに触れる機会って今までなかったです。(家人はあるんだけどなぁ~)
当日は外人さんも多かったし、というか、演目は外国の方を対象にしているのが全面に出てましたので(そのあたりは山本能楽堂さんのブログに詳しいです)、受けがいいと予想される、或いは有名な演目で構成されていたように思います。
開演直後にそれぞれの見所を演者の方がお話下さるのは楽しかったですし、それぞれの着物と空調のお話(狂言の装束には季節がない、文楽の太夫さんの下着が木綿(汗対策)など、御不自由を忍んでらしゃることがよくわかりました。能楽堂が寒いと言ってはいけませんね。)も、新鮮でした。何より、一番前の席(通常は砂利のところ)に座って、かぶりつきで見られるなんて他では有り得ません…。軽食もついていて、「とん蝶」さんのおこわが食べられました。
唯一私の中で、残念だったのは、吉坊さんの落語は「時うどん」以外のものが聞きたかったこと。でも以前お師匠さんの吉朝さんが、季節関係なく、「時うどん」を演じていらっしゃったことを思い出して、何だかしんみりはしましたが。
心待ちにしていたお座敷遊びコーナーでは、まず上方唄。<浪花の四季>は端唄で、素人にもわかりやすく、踊ってらっしゃるあさ鶴さんの仕草立ち振る舞いは綺麗でほっと溜息が出ます。やっぱり生は違いますね!遊びは「とらとら」でした。来年は寅年だから、流行るとおっしゃってましたっけ。和唐内(わとうない=日本人と中国人のハーフ)>虎>老母>和唐内・・・力関係をジェスチャーであらわして勝ち負けを競うもの。じゃんけんのジェスチャー版ですが、お座敷では負けたらお酒を飲んだりするそうです(家人言)
唄と振りつけを一緒にして最後の節の「とらと~らと~らとら」が耳に残ります。このコーナーは体験として客席から有志三名が参加して皆の笑いを誘っていました。参加者には、出演者の色紙と山本能楽堂特製手拭いに招待券が渡されました!私も「体験希望者」で手を挙げればよかった?!
狂言も文楽も演者さんの息づかいが聞こえてくるようで引き込まれます。文楽はお園さん(艶姿女舞衣=あですがたおんなまいぎぬ)と目が合ってしまいました…。

『この催しは例えていえば、上方伝統芸能の「物産展」もしくは「デパ地下」です。はじめて芸能をご覧になる皆様のために、さまざまな芸能のさわりだけを約15分ずつ上演します。」と案内にあるのを読んだ最初は、15分では短すぎると思ったのですが、至近距離で、それぞれの芸の粋を観賞でき、楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。おすすめです。
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